株式会社キュービックは、「ゆるブラック」の現状についてホワイト企業の社員560人に調査し、転職活動や新しいキャリアの選択を支援するサービス『ミライトーチにて公開した。
やりがいや成長実感がわかない企業、「ゆるブラック」
「ゆるブラック」とは、残業が少なく労働環境は整っているけれど、やりがいや成長実感がわかない企業のこと。
長時間労働を強いたり、パワハラが常態化していたりする企業を「ブラック企業」というが、働き方改革の推進などによりブラック企業の数は大幅に減少した。その反動として出てきたのが、「ゆるブラック」だ。
調査では、今勤めている会社で「成長を感じているか?」という質問に対して、「とても感じている」「まあまあ感じている」と答えた人が合計55%で、多数派だった。
一方「あまり感じない」「全然感じない」と回答したのは合計15.3%であり、この層がゆるブラックを感じているといえそうである。
そして、「成長を感じない」15.3%の人に理由を聞いたところ、一番多い回答は「給料が上がらないから」だった。
■調査概要
調査対象:有給取得率が高い、残業が少ないなどのホワイト企
業に勤める20〜30代の社員560人
調査地域:全国
調査期間:6月24日〜27日
調査主体:ミライトーチ編集部
調査委託先:crestep
調査結果:
https://www.hop-job.com/job-change/post-40010/ (坂土直隆)