会社等で女性に性的な嫌がらせをする「セクハラ」。この言葉もすっかり馴染み深いものとなった我々だが、時代は更に変わりつつあるようだ。今回、メディアインタラクティブが行った調査によると、現代は「逆セクハラ」が問題となり始めているという。
同調査はインターネットによるもの。22〜39歳の働く男性2666人が回答。調査期間は1月11日から1月14日まで。「職場で女性の上司や先輩から不快な思いをしたか」という質問に対し、20〜30代の男性社会人の4人に1人(25.5%)が「不快に感じたことがある」と回答した。具体的には「適切でない表現で指示・指導を受けた(人格否定、差別的発言、怒鳴るなど)」(31.0%)という回答がトップ。以下、「『男のくせに』『女の腐ったような』など、男性であることを理由にして不快だと感じることを言われた」(26.6%)、「容姿・年齢・私生活などを話題にされた。」(26.2%)などの回答が得られた。
草食系大国となりつつある数値だが、一方で「誰かに相談した」は2割、「何も対策をとらなかった」4割というデータも。これに対して一部事情通は「これが気弱ゆえの無言か、それとも男としての忍耐の結果なのかは不明だが、時代の推移が見え隠れしている」とコメント。さて近い未来、日本の男子はどうなる。