
世界最大の化粧品メーカーである仏・ロレアルの日本支社である日本ロレアル株式会社のトータルビューティーブランド「L'ORÉAL PARIS(ロレアル パリ)」は、実践女子大学生活科学部食生活科学科食物科学専攻の2023年度後期・2年生対象の必修カリキュラム「実践キャリアプランニング」において、ロレアル パリがNGO団体Right To Beと共同して開発したストリートハラスメント(公共の場におけるセクシャルハラスメント)に関する意識啓発プログラム「スタンドアップ」を提供した。
実践女子大学と連携して実施した本講義は、2022年度に引き続き2度目となり、合計90名の学生が受講した。
社会に旅立つ準備をする学生を、大学との連携でサポート
「スタンドアップ」は、ストリートハラスメントを目撃、あるいは経験した際の安全な対処方法を学べるプログラムで、オンラインおよびパートナー団体を通じて無償で提供している。
自立し、社会に貢献する人材の育成に、開学以来尽力してきた実践女子大学には、女性が自信を高め、その価値を実現できるよう尽力することを信条としてきたロレアル パリの考えに共感し、2年連続で講義を実施する運びとなった。
全5回の講義においては、スタンドアッププログラムに加え、社会に存在するジェンダーやセクシュアリティに関する隠れたバイアスに関してリサーチし、発表する機会を設けた。
学生からは、「ことが起きてからでは、動揺して行動できないので、この機会にハラスメントへの対処法が知れて良かった」「自分がどのように行動することができるか、日頃からイメージしておくことが危機回避につながるのだと知った」などという、フィードバックを得た。
ロレアル パリでは、スタンドアッププログラムを今後もより一層広めていきたいと考えている。教育機関や企業、団体、イベントなどと連携し、さまざまな機会にスタンドアッププログラムを受けられる機会をつくっていくという。
スタンドアップ ウェブサイト:
https://www.lorealparisjapan.jp/stand-up