一般社団法人日本ハラスメントリスク管理協会は、各社のハラスメント相談窓口を強化することをサポートしている。今回、相談業務担当者などに向けて、【相談員養成講座】を開講する。
「ハラスメント相談を受ける」ことをトレーニング
事業主に義務付けられている、ハラスメント相談体制の構築。厚生労働省の令和5年度の調査によると、86%の事業主が相談窓口を設置している。
一方で、義務化によって相談員に任命されたが、相談の受け方のマニュアルもなく、どう悩みを聞いたら良いか分からない、相談を受けた後、どうしたら良いか分からないという困りごとも浮き彫りになってきた。
同協会では、そのような困りごとに応えるべく、「ハラスメント相談員養成講座」を開講する。
内容は、ハラスメント防止に関する法律や事業主の防止義務/相談を受けた後の対処の流れ/ハラスメント相談の流れ/相談員自身の心を守るなど、「ハラスメント相談を受ける」ことをトレーニングする。
講師は、厚生労働省で年間600件以上のハラスメント相談を受けてきた平澤摩湖氏。
日時:9月3日(火)・4日(水)2日間開催*ともに13時~18時
受講費用:88,000円から(オプション無しの場合)
その他、詳細は講座ページより確認
https://harassment-rma.jp/counselor/ (坂土直隆)