
株式会社ビズヒッツは、30代で転職を経験した203人を対象に「30代の転職に関する意識調査」を実施し、そのデータをランキング化した。
よりよい環境で働くことを目的として転職をする人が多い
まず30代で転職をした男女203人に転職理由を聞いたところ、以下のような結果となった。
1位に「待遇や職場環境への不満」、4位に「人間関係」、6位に「仕事が合わない」がランクインした。
「残業が多い」「休憩時間や休みが取れない」「仕事量が多い」といった過重労働や、仕事に見合った給料がもらえないことに不満を抱いて転職を決める人が多いようだ。
また、上司からのハラスメントや「同僚とそりが合わない」など、人間関係に嫌気がさした人もいる。
30代は現在の不満から脱却し、よりよい環境で働くことを目的として転職をする人が多いとわかる。
金銭面の心配をしなくていいように在職中の転職活動を
続いて、「30代の転職で失敗したこと」についても聞いた。
内定の出た会社に即決したり、業種や職種を絞り込みすぎて選択肢を狭めたりしたことを後悔する声が多数だった。
収入が途絶えることへの不安から、「どこでもいいから」と焦って決断する人も多いようだ。
同社では、後悔のない転職をするためには、金銭面の心配をしなくていいように在職中の転職活動をすすめると提言している。
<調査概要>
調査対象:30代で転職を経験した全国の男女
調査期間:2020年12月3日~12月15日
調査方法:インターネットによる任意回答
調査人数:203人(女性96人/男性107人)
詳細はこちら:
https://media.bizhits.co.jp/archives/8535 (慶尾六郎)