
株式会社日本能率協会マネジメントセンター(JMAM[ジェイマム])は、新入社員の意識と行動、指導者の指導と育成に関する調査報告書「イマドキ新入社員の仕事に対する意識調査2023」を公開した。
上司先輩比較でみえた「職場」と「学び」の価値観ギャップ
本調査は、2022~2023年に入社した新入社員と、新入社員の育成に関わる上司・先輩社員の計2,631名を対象に、2023年6月に実施した。
調査結果から、2022年度・2023年度に入社した新入社員と上司・先輩の回答結果における割合差異などをもとに、イマドキ新入社員の「働くことへの意識」や「学習意欲」における特徴を紹介する。
■調査結果(一部抜粋)
【安定した職場環境を好む】70%以上が「安定した環境で、着実に仕事を進める」ことを志向し(対上司・先輩比:+7.1%)、出社も意欲的。
【チームワークや多様性への意識が高い】 ジェンダーへのステレオタイプな発言を忌避し(対上司・先輩比:+12.4%)、人との調和を大切にする。
【学びの意欲は高い】学びの意欲はある(対上司・先輩比:+10.2%)一方、具体的な行動や投資には慎重な傾向。
【リスキリングへの認知・習得が必要】半数以上が、「リスキリング」という言葉を知らない(対上司・先輩比:▲20.2%)。
【働くことへの不安感が強く、自信が持てていない】半数以上の新入社員が、自分の行動や言動に自信がないと回答(対上司・先輩比:+14.4%)。
【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査地域:全国
有効回答:2,631名(2022~2023年に入社した新入社員1,064
名、新入社員の育成に関わる上司・先輩社員1,567
名)
調査期間:2023年6月
⇒本調査報告書の無料DLはこちらから:
https://www.jmam.co.jp/brochure/1282995_2381.html