AGAという言葉が一般的になってきました
いきなり「ハゲ」とは申し訳ない。決して頭髪の薄い方を揶揄している訳ではない。さて、AGAという言葉をご存知だろうか。「Androgenetic Alopecia」という言葉の略で、日本語にすると「男性型脱毛症」となる。頭頂部の毛が薄くなったり、生え際が後退していく進行性のある疾患で、日本人男性(成年)に多い症状だと言う。まあいわゆる「頭髪の薄い方」のことで、これは単なる「疾患である」という見方が世の中に徐々に広まっている。
良い事なのか悪い事なのか判断がつきかねる所ではあるが、疾患であるからには治療できるはず。「じゃあついに、ハゲはこの世から無くなるんだね、さすが21世紀!」などと安直に判断するのはいささか時期尚早とは言え、明らかに20世紀に生を全うした諸先輩方に比べ、未来は限りなく明るい。さらに、最先端の遺伝子治療とまではいかないようであるが、AGAを専門に治療している医師のグループで「ドクターズヘア」というネットワークがあるらしい。
以下「ドクターズヘア」
『近年の美容志向やエステブームの影響で、育毛・発毛についてもメディアなどで取り上げられることが多くなりました。中でも、男性型脱毛症であるAGAという言葉は一般的になり、病院で治療するものだという認識が広がりつつあります。しかし、処方薬以外のアプローチも行う発毛治療(総合発毛治療)を実践している病院、クリニックは、まだ数えるほどしかありません。「ドクターズヘア」は、このような状況の改善を目指す医師が集まり、医師による医学的根拠のある専門医療で、3人に1人の割合で悩みを抱えているといわれるAGAを、総合的に治療してゆくネットワークとして誕生しました』
このドクターズヘアのネットワークへ、新たに福岡県北九州市小倉の「小倉スキンケアクリニック」が、2010年3月1日(月)より加わったらしい。治療の輪が日本中にどんどん広がりつつあるようであり、実に心強い。
「私はハゲ好きよ」という希有な女性たちが世の中にはいる。彼女たちには気の毒だが、いつの日かAGAという疾患が撲滅される事を切に願う。もしあなたが一人で悩んでいるのであれば、まずは相談してみてはいかがだろうか。
ドクターズヘア