
日鉄物流株式会社と株式会社積木製作は、この度、安全体感VRコンテンツ「KYトレーニングVR」および「ハラスメント対策VR」を共同開発したことを発表した。 本コンテンツは、積木製作が提供する安全教育VRサービス「安全体感VRトレーニング」の新たなラインナップとして、販売を開始した。
現場における「安全文化の醸成」と「適切な指導」の定着により、労働災害防止と健全な職場環境の維持に貢献。
積木製作と日鉄物流は、製造・物流現場における危険体感教育のデジタル化を推進してきた。
現場においてヒューマンエラーが起こるリスクは必ず潜んでおり、安全文化の醸成、安全意識を持った行動の定着が不可欠だ。現場では、安全のための指導や注意が重要だが、そのやり方次第でパワーハラスメントと受け取られてしまう場合があり、現場の雰囲気が悪化したり、労働災害のリスクが高まることが課題だった。
座学だけでは指摘を求められる現場の緊急性、指摘を行なわなかった場合のリスクを実際に体感できないため、当コンテンツを開発した。今回の共同開発は、こうした現場の課題に対する日鉄物流の高い安全意識と、積木製作のVR技術の融合により実現した。
●コンテンツ概要:2つのアプローチで安全行動を定着
1. KYトレーニングVR:危険予知と指差呼称の実践
「KYトレーニングVR」では、作業内容の確認、危険予知、指差呼称による安全確認の流れをVR体験で実践。鋼管玉掛作業や車両荷台上の作業での安全確認を行ない、危険個所の指摘が漏れた場合には被災体験をする。指差呼称を行なうことで動作が記憶され、ヒューマンエラーをなくし、事故、災害が少なくなる。
2. ハラスメント対策VR:指導とパワハラの区別を体感
「ハラスメント対策VR」は、上司と部下の両方の視点を体験できるシナリオにより、指摘を行なう必要性と、適切な指導に求められるポイントを体感する。
部下側の視点で叱責・罵倒される体験や、上司側の視点で指導を行なわなかった場合のリスクを体験し、正しい指導例を確認する 。部下が指導とパワハラを区別して建設的に受け止められるようになることを目指す。