こんな部下をどう育てていけばよいのか。
定時なので、お先に失礼しまーす、12時になったので休憩もらいまーす、と言って去って行く部下をもち、頭を抱えている人は多いだろう。今の管理職世代は、何よりも仕事優先であったが、今は違う。どちらかというと、プライベート重視の傾向である。
まずは、プライベート重視型の部下を受け入れることだ。「会社のために」という観点から仕事に取り組んできた今の管理職世代にとっては、難しい問題かもしれないが、努力しよう。そして、「一個人として幸せな人生にするにはどうすれば良いか」という観点から、仕事に取り組ませるのである。
ここで忘れてはいけないのが、趣味、子供の教育、家庭を重視するプライベート重視型が必ずしも悪いものではないことを認識することだ。課題となるのは、仕事と自分の時間とのバランスである。
自分が見本になろう!!
200年分の星空が収録されたハイパーテレスコープ ~天体図鑑~
仕事重視型世代の管理職には、自分の時間を作ることを薦める。今までたくさんのものを犠牲にして、会社のために人生を捧げてきた人が多いことだろう。今さらと思うだろうが、これからの会社を育てていくためには、必要なことだ。
休日に、家族と散歩に行くことから始めてみてはどうだろうか。また、若い頃に夢中になっていた趣味を思い出してみるのも一つの方法である。バンダイが、子供の頃に見た星空を再現してくれる玩具を発売した。昼間や室内など、どこにいても楽しむことができる。この機会に満点の星空を堪能してみてはいかがだろうか。
仕事と自分の時間とのバランスに関して、自分がお手本になれるようにしてみることが大切なのである。
ハイパーテレスコープ~天体図鑑~