モチベーションは下がっていませんか?
係長、課長である中間管理職のモチベーションが下がっている。不景気による業績の悪化、給与の減少、成果を上げても給与は上がらない、が主な原因である。
しかし、そうはいってはいられない。中間管理職のモチベーションが下がると、直属の一般社員や新入社員のモチベーションを上げることができなくなるのは言うまでもない。とても深刻な問題だ。
どうすればモチベーションを上げられるのか?
自分自身の意識を変えることである。まずは、自分のことを頼りにしている部下がいることを意識する。自分のモチベーションが下がっているときは、会社や上司のために頑張ろうというよりも、部下のために頑張ろうという意識をもった方が、モチベーションは上がる。
次に、中間管理職としての権限をもっていることを意識する。部下から相談された際に、自分の判断で解決することができたなら、自信につながるだろう。
そして、最大の悩みの一つである部下の教育に関しては、管理職の役割は、人を一から教育しなおすことではなく部署の業務であることを意識するのだ。管理職の役割は部署の業務と意識することで、部下の教育への重荷が軽減されるだろう。
身近なところからも意識改革を
近くの本屋に立ち寄り成功体験を読んだり、成功している仲間の話を聞いたりし、類似体験を通してモチベーションを上げるのも一つの手段である。
さらに、毎日身につけている下着を体にピッタリ密着するボクサー型に変えるなど、自分の身の回りの環境を変えることにより、心機一転するのも良いだろう。
モチベーションが下がっているときは、意識や身の周りの環境をを変えることに重点を置いてみてはどうだろうか。
「自律」と「モチベーション」の教科書