
株式会社KDDIエボルバは、任意団体work with Prideが策定した職場でのLGBTQなどの性的マイノリティ(LGBTQ)に関する取組みの評価指標「PRIDE指標2020」において、11月11日(水)、最高位の「ゴールド」を受賞した。
LGBTQに配慮したセクシャル・マイノリティに関する職場づくりを実践
KDDIエボルバでは、同性パートナーを「配偶者」として扱い、各種手当や休暇制度などを等しく適用するパートナーシップ制度の導入など、LGBTQに配慮したセクシャル・マイノリティに関する職場づくりを実践していることにより、高い評価を受けた。
性別、年齢、国籍、障害の有無などと併せて性的指向による理由で不当な差別や個人の尊厳を傷つけない旨を「KDDIエボルバ行動指針」として企業ホームページに掲載し、社内外に広く周知している。
そのほか、性別や性的志向、性自認を理由に差別を行わないこと、性差によるセクハラ・パワハラの未然防止について研修などを通じた意識啓発や、LGBTQ学生向けの就職説明会「ジョブレインボーLGBT仕事博2020」への参加などに取組んでいる。
同性パートナーの子を社内制度上の"家族"として扱う
日本では同性パートナーの法的な婚姻が認められていないため、同性パートナーの1人が子どもの親権を持てないという課題がある。
KDDIエボルバでは、法律上親権を持てない同性パートナーの「子」を「家族」として扱い、育児休業や子の看護休暇、各種手当などの社内制度の適用対象とする「ファミリーシップ制度」を導入した。
同社は、多種多様な個性や価値観をもつ全ての社員が、働く意欲を感じながら、イキイキと働ける環境の整備に取組んでいる。これからも、「多様な人財 × 多様な働き方」の具現化を一層推進し、事業の拡大、持続的成長を目指す方針。 (慶尾六郎)