
株式会社自由国民社は、2月5日(金)に書籍 『悪者図鑑』を刊行した。
「悪者が生まれる仕組み」とは
大きな災害や不況、感染症の流行など、社会情勢が不安定になった時に可視化されやすくなる「悪」。
たとえば、「外部との接触が難しくなりDVの被害者が増える」「インターネットでのトラブルが頻発する」といったように、新型コロナ禍の陰鬱とした空気の中で「悪者」の存在を身近に感じている人も多いのではないだろうか。
そんな時代だからこそ、一度立ち止まって「悪者が生まれる仕組み」を考えてみる必要があるのかも知れない。
自分には「貧困」も「犯罪」も関係ない––本当にそう言い切れるだろうか?「悪者が生まれる仕組み」を知ることは、すべての人の幸せにつながるという。
同書は、自身も虐待や貧困を経験している起業家・トキワエイスケ氏が「悪者が生まれる仕組み」を解説している。
さまざまな要因で「社会的弱者」となってしまった人がいかにして「悪者」になるのかを知り、そして悪者を生み出してしまう私たちの「社会」を見つめなおすことができる。
正しい解決策を見つけるためには、正しく問題を分析する必要がある。私たちの「社会」が抱えている問題をすっきりと整理できる1冊となっている。
書名:『悪者図鑑』
著者:トキワエイスケ
定価:1,500円(税別)
頁数:228頁
発行日:2月5日(金) (慶尾六郎)