
労働者と労動問題弁護士のマッチングを実現させる国内最大級のポータルサイト『労動問題弁護士ナビ』を運営する株式会社アシロは、労動ナビのサイト訪問者に1375名を対象に行った匿名アンケート調査の結果を、インフォグラフィックにまとめた。
2位の3倍以上の人が「ハラスメント」に苦しんでいる
まず、現在、自分や周りの人が抱えている労働問題を聞いたところ、「パラスメント」が2位以下を大きく引き離し907票でトップだった。
続いて「名ばかり管理職に関して」が269票で2位、「残業代の未払い」が261票で3位だった。
具体的には、「男性上司からの精神的な攻撃」、「業務に関係の無い個人情報を執拗に質問したり話題にする」、「つきまとい」といった問題が挙げられている。
一人で悩んでいる人も多い
次に、相談相手として選んだ相手を聞いた。その結果、「同僚」が502票でトップ、「上司」が405票で2位、「特にいない」が402票で3位となった。
同僚に相談するという回答が最多という結果になった。ついで信頼できる上司への相談と続くが、『特にいない』と回答した方も上司と同数が存在し、一人で悩んでいる人も多いのが浮き彫りになった。
一方で、管理部、労働局、弁護士など、権威性のある相談先を選ぶ人は100件未満と少なく、そもそも相談に行くハードルの高さが浮き出ている結果となった。
◆「会社の労動問題|頼れる相談先 」に関する調査概要
調査期間:10月01日 ~ 10月30日
調査方法:インターネット調査
調査対象:労働弁護士ナビへ訪問した20~50代男女1,375名
詳細はこちら:
https://roudou-pro.com/magazine/43/ (慶尾六郎)