
ダイヤモンド・コンサルティングオフィス合同会社は、長期化する在宅テレワークの実態調査を目的に、インターネットによるアンケート調査を実施した。
改善傾向がみられたのは2割未満
同社が2020年5月に実施した『テレワークにおけるハラスメントの実態調査』では、在宅におけるテレワークで、上司とのコミュニケーションにストレスを感じたことのある部下は、約8割という結果を発表した。
今回のアンケートではそれから約1年が経過し、テレワークが定着してきた現在、上司とのコミュニケーションによる部下のストレスが、慣れやさまざまな対策などにより改善していることが期待された。
しかし実際には、改善傾向がみられたのは2割未満となった。上司とのコミュニケーションストレスが増減する主な要因は、昨年の調査結果でも指摘されていた「常に仕事をしているかの連絡や確認」や「不要なリモート飲み会への勧誘」となった。
これらは、リモートハラスメントに該当する可能性がある行為であり、リモハラの有無がストレスの増減に関係している可能性が高いともいえる結果となった。
一方で、今後の在宅テレワークの継続について、ストレスが増加傾向にある人でも約8割、ストレスが減少傾向にある人については9割以上が、続けたいと回答し、大多数が在宅テレワーク続行を希望してることがわかった。
■調査概要
長期化する在宅テレワークにおける、上司とのコミュニケーションのストレスについての実態調査
調査方法:インターネット調査
調査期間:5月28日〜5月30日
有効回答:2020年5月から1年以上にわたり、週1日以上在宅テレワークを実施し、上司とコミュニケーションをとっている20代〜40代の会社員543名
▼詳しい調査結果のお問い合わせ先▼
ダイヤモンド・コンサルティングオフィス合同会社
https://diamond-c.co.jp/contact.html (慶尾六郎)