
ダイヤモンド・コンサルティングオフィス合同会社は、上司と部下のコミュニケーションに「ハラスメント」のトラブル回避がどのような影響を与えているかを調査目的に、インターネットによるアンケート調査を実施。3名以上の部下とコミュニケーションをとっている管理職の会社員312名から回答を得た。
トラブルを回避することで、部下とのコミュニケーションが難しいものに
今回のアンケートでは、上司と部下のコミュニケーションに、「ハラスメント」のトラブル回避が、どのような影響を与えているかを調査した。
その結果、「ハラスメント」のトラブル回避のため、8割強の上司が部下への発言を躊躇した経験をもち、それにより、部下の育成や能力開発、関係構築などを難しくしている現状が明らかになった。
また、部下に「ハラスメントです」と指摘されるかもしれない発言をしたことがあるか聞くと、約5割の上司が経験あると回答した。
同社では、これらの結果から、多くの上司は「ハラスメント」のトラブルを回避することで、部下とのコミュニケーションが難しいものになっていると分析している。
■調査概要
調査概要:上司と部下のコミュニケーションに「ハラスメント」のトラブル回避がどのような影響を与えているかの実態調査
調査方法:インターネット調査
調査期間:12月9日(木)〜12月10日(金)
有効回答:3名以上の部下とコミュニケーションをとっている30代〜50代の会社員(管理職)312名
(慶尾六郎)