
総合転職エージェントの株式会社ワークポートは、全国のビジネスパーソン449人(20代~40代・男女)に、職場でパワハラがどの程度蔓延しているのか、職場のパワハラ防止策は進んでいるのか、職場の「パワーハラスメント」の実態についての、アンケート調査を行った。
7割弱の人がパワハラ被害者 パワハラは未だ根強く
まず、今回の調査対象者449人に、現在の勤務先(離職中の人は直近の勤務先)でパワハラを受けたことがあるか聞いたところ、半数を大きく超える66.6%の人が「受けたことがある」と回答した。
「パワハラ防止関連法」が施行されてから約2年が経過したとはいえ、職場においてのパワハラはまだまだ根絶していないことが読み取れる結果となった。
また、現在の勤務先(離職中の人は直近の勤務先)でパワハラを受けたと回答した人299人に、パワハラを受けたときにどうしたか聞いたところ、72.9%の人が「転職・退職を考えた(転職・退職をした)」と回答した。
■調査概要
調査内容 :職場の「パワーハラスメント」の実態について
調査対象者:同社を利用している全国のビジネスパーソン (20代~40代・男女)
有効回答 :449人
調査期間 :3月3日(木)~3月7日(月)
(坂土直隆)