
組織・人事コンサルティングファームである、セレクションアンドバリエーション株式会社は、「1人ずつの認知バイアス調査を踏まえた、コンプライアンス・ハラスメント研修」の提供を開始した。
ハラスメントについて、ケースを踏まえた自己認識とのギャップを示すことで、気付きを深める
この研修は、なかなか広がらないコンプライアンス意識について、コアとなる経営層、管理職層を中心にした教育により浸透を図るもの。
特定部署や年齢層などの、オールドタイプマネジメントが残っているターゲットを具体化し、研修時に変革を意識させるのが目的だ。特にハラスメント問題を起こすのは、特定の人たちであることが多いため、個別バイアスからの具体的変革を目指す。
まず、自分自身にどんな無意識の認知バイアスがあるのかを可視化。結果は、一人一人へのレポートとして、フィードバックする。
次に、認知バイアスを踏まえ、コンプライアンスとハラスメントについての理論を学習。特に、ハラスメントについて、ケースを踏まえた自己認識とのギャップを示すことで、気付きを深める。
そして、研修後には、定期的に学習内容を早期させるナッジメール®を送信。社風変革に至るまで、複数年にわたって実施することで、改善状況を把握する。
(坂土直隆)