
総合転職エージェントの株式会社ワークポートは、全国のビジネスパーソン446人(20代~40代・男女)を対象に、職場の「ジェンダーハラスメント」の実態に関するアンケート調査を実施した。
27.6%が、ジェンダーハラスメントの被害経験あり
調査において、対象者全員に現在の勤務先(または直近の勤務先)は、男女平等だと感じるかどうか聞いた。
その結果、「まったく男女平等だとは思わない」とした人が16.6%、「あまり男女平等だとは思わない」とした人が31.2%という結果となり、47.8%の人が、男女平等だと思える職場で働いていないという実態が浮き彫りになった。
また、対象者全員に、現在の勤務先(または直近の勤務先)で、ジェンダーハラスメントを受けたことがあるか聞いたところ、27.6%が「被害を受けたことがある」と回答した。
勤務先で、男女不平等を感じるとした人が半数弱いることがわかったが、その要因が「ジェンダーハラスメント」に該当していると思われるケースは、約3割近くあるといえそうだ。
■調査概要
調査内容:職場のジェンダーハラスメントの実態について
調査機関:自社調査
調査対象:同社を利用している全国のビジネスパーソン (20代
~40代・男女)
有効回答:446人
調査期間:2月14日~2月21日
調査方法:インターネット調査
(坂土直隆)