
株式会社集英社インターナショナルは、カスタマーハラスメント(カスハラ)を犯罪心理学の観点から分析した、『カスハラの犯罪心理学』を刊行した。
犯罪心理学者としてカスハラにかかわってきた著者が、対策を示す
「カスタマーハラスメント(カスハラ)」とは、従業員への悪質なクレームや物理的・精神的な嫌がらせ全般を指す。
カスハラは、日本中で大量発生している。さらに、コロナ禍によって拍車がかかり、被害は拡大。2022年2月には、厚生労働省から「カスタマーハラスメント対策企業マニュアル」が発表され、カスハラ対策は官民を問わず、どんな職場・業界にとっても急務となっている。
同書では、犯罪心理学者として長年カスハラにかかわってきた著者が、豊富な調査実績を基にカスハラが生まれる構造を分析し、その対策を提示している。
巻末には、具体的な対応策を示した[カスハラ・プロファイリング・メソッド]を掲載している。
【書籍情報】
書名:『カスハラの犯罪心理学』インターナショナル新書
著者:桐生正幸
発売:6月7日(水)
定価:979円(税込)
頁数:224ページ
発行:集英社インターナショナル
発売:集英社
●書籍詳細&試し読みは:
https://bit.ly/43cJnp5 (坂土直隆)