
総合転職エージェントの株式会社ワークポートは、全国のビジネスパーソン486人(20代~40代・男女)を対象に、「セクシャルハラスメントの実態」について、アンケート調査を実施した。
セクハラは「上司(男性)」からが76.0%で最多
はじめに、対象者全員に、これまでにセクハラを受けたことがあるか聞いたところ、「ある」と答えた人は24.9%だった。
被害経験者は全体の3割以下に留まったものの、セクハラ問題の根絶には至っていないことがわかった。
職場でセクハラを受けたことがあると回答した人に、誰からセクハラを受けたか聞いたところ、「上司(男性)」が76.0%で最多となった。次いで、「同僚(男性)」が25.6%、「取引先・顧客(男性)」が24.8%と、どちらも30%近くにのぼる結果となった。
ちなみに、前出の回答を男女別に集計したところ、男性の回答でも「上司(男性)」(73.7%)や「同僚(男性)」(21.1%)が上位に入るなど、同性からセクハラを受けたことがある人も少なくないことがわかった。
■調査概要
調査内容:セクシャルハラスメントの実態について
調査機関:自社調査
調査対象:同社を利用している全国のビジネスパーソン (20代
~40代・男女)
有効回答:486人
調査期間:5月31日~6月6日
調査方法:インターネット調査
(坂土直隆)