
株式会社アシロ(は、法律問題に悩むユーザーが、その分野の事件・相談対応を得意とする弁護士・法律事務所を検索できるポータルサイト「弁護士ナビシリーズ」の一つである「労働問題弁護士ナビ」にて、「退職代行サービス」に関する調査を行い、調査結果を公開した。
調査結果 詳細:
https://roudou-pro.com/magazine/44/退職代行サービス」の認知度は約67%あるが、利用意向は半数の約33%
退職代行とは、何らかの理由で労働者が会社を退職できない、退職したいと言えない場合に、労働者に代わって退職の意思表示を行うサービスのこと。
従来は、弁護士が業務の一環で行っていたが、現在は退職代行サービスを提供する業者も増えており、「退職代行」のサービス領域も広がっている。
今回の調査では、「退職代行サービス」の認知度や利用意向、また弁護士と一般業者のどちらを利用したいと考えているのか、その理由について調べた。
その結果、退職代行サービス」の認知度は約67%あるが、利用意向は半数の約33%だった。
また、「退職代行サービス」を利用したい理由は、「上司と会わずに退職できるから」や「会社と一刻も早く縁を切りたいから」が多かった。
「退職代行サービス」の利用意向を比較すると、「弁護士」と「一般業者」では、「弁護士」の方が約7倍多いという結果になった。
さらに、「弁護士」の利用を選択した理由は、「弁護士の方が信頼できる」や「残業代請求などの交渉も検討している」が多かった。
<調査の実施概要>
調査期間:2020年12月30日 ~ 2021年8月13日
調査方法:インターネット調査
調査対象:労働問題弁護士ナビへ訪問した20~50代男女200名(有効回答数199)
(慶尾六郎)