
総合転職エージェントの株式会社ワークポートは、全国のビジネスパーソン449人(20代~40代・男女)に、職場でパワハラがどの程度蔓延しているのか、職場のパワハラ防止策は進んでいるのか、職場の「パワーハラスメント」の実態についてのアンケート調査を行った。
職場においてのパワハラは、まだまだ根絶していない
まず、今回の調査対象者449人に、現在の勤務先(離職中の人は直近の勤務先)でパワハラを受けたことがあるか聞いたところ、半数を大きく超える66.6%の人が「受けたことがある」と回答した。
「パワハラ防止関連法」が施行されてから約2年が経過したとはいえ、職場においてのパワハラは、まだまだ根絶していないことが読み取れる結果となった。
また、現在の勤務先(離職中の人は直近の勤務先)でパワハラを受けたと回答した人299人に、具体的にどんなパワハラを受けたか聞いたところ、「暴言・侮辱(言葉の攻撃)」が最も多い74.2%に及ぶ結果となった。
ただ、同じ「攻撃」的行為であっても、「暴行、傷害(身体的な攻撃)」は8.0%に留まる結果となった。
■調査概要
調査内容 :職場の「パワーハラスメント」の実態について
調査対象者:当社を利用している全国のビジネスパーソン (20代~40代・男女)
有効回答 :449人
調査期間 :3月3日(木)~3月7日(月)
※データは小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合がある。
(坂土直隆)