
株式会社ジェイフィールは、「逆パワハラ」に関する実態調査を実施した。
調査は、逆パワハラが個人の資質や感情の問題だけでなく、構造的・組織的な課題として存在している可能性を示しており、企業にはマネジメント負担の分散(マネジメント・シェアリング)や、部下側の人間的成長を促す「共育型OJT」の導入など、マネジャーを強くする以外の対策の必要性に言及した。
中規模マネジメント層が、最も深刻な影響を受けている
その結果、課長の約4割が逆パワハラを受けたことがあり、そのうち約6割が「休職・離職の引き金になり得る」と感じていることが判明した。
特に、部下が10〜14名の中規模マネジメント層が、最も深刻な影響を受けていることも浮き彫りとなった。
【調査概要】
調査テーマ:逆パワハラ(部下から上司へのハラスメント)の実
態と影響
調査期間:4月18日(金)~4月20日(日)
調査対象:従業員数100名以上の民間企業に勤務する正社員(オ
フィスワーカー)
サンプル数:全回答者:5,000名(その内逆パワハラを受けた、
または見たという有効回答者:314件
https://www.j-feel.jp/note/wz0_cuxj3cc/ (坂土直隆)