3月11日に発生した東日本大震災で「地震、津波、原発」という三つの危機に同時に見舞われた日本。それらすべてのキーワードについて著作のある人物がいる。ミステリー作家・高嶋哲夫だ。科学的知識に裏付けされた本格派
高嶋氏は慶應義塾大学工学部卒業後に日本原子力研究所の研究員を務めた経験を持ち、本格的な科学知識を駆使したリアリティある描写に定評のあるミステリー作家。
数々の小説賞を受賞し、2007年には著作「
ミッドナイト・イーグル」が映画化もされている。
作品群の中に、地震や津波、原発を扱っているものが多く存在しているため、現在の危機的状況を生き延びるヒントがあるのではないかと話題になっている。臨時コーナーを特設する本屋も出てきており、高嶋氏自身も、ラジオ出演で質問攻めにあうなど、引っぱりだこになっている。
また、高嶋氏はネットユーザーであり、公式ウェブサイトやブログ、ツイッターのアカウントまで持っている。そこにも原発の現状などについて、多くの質問が寄せられるなど、アクセスが集中しており、つながりにくくなっている状態だ。
東電や政府の歯切れの悪い発表、頼りない大手メディア、錯綜するネット情報。この混乱を生き抜くため、一度、高嶋氏の作品を手に取ってみてはいかがだろうか。
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